小学生、中学生、高校生、大学生…どのステージでも、学生スポーツは、必ずどこかの段階で「引退」を迎えます。
世間一般では、現役時代に華やかな舞台で、どれだけの戦績を残してきたかに注目されがち。
それがキッカケで、プロの世界に進む人生の岐路になることもあるでしょうが、それはほんの一握りの人達。
実は、学生スポーツの醍醐味は…競技生活で培ってきたことを、次にどう活かすかという点にあります。
なぜなら…競技生活の時間よりも、引退してから社会生活を過ごす時間のほうが、遥かに長いからです。
そうだとしたら…ココロとカラダに染み込んだ経験は、いかに社会で活かしていくかこそ、醍醐味に変わっていきます。
その学生スポーツをバスケットボールを喩えに出して、何年も前に、個人的にTwitterで連投していた子供達へのメッセージがあります。
ところが…コレは、オトナになってから、その時の新鮮な気持ちも忘れていることもあるのか…案外オトナ達からの反応がめちゃくちゃ多かったんですね。
そこで、当時連投していた140字をココにあらためて記しました。
さて、こうしたTweetをしてきた当時、象徴的なことが起きました。
たくさんのメッセージが寄せられた大半が「子供に読ませます!」というものだったのです。
そこに一つの注意点も浮かびます。
「読ませます」だけで済ませていないだろうかと…
ボク自身、この当時Tweetしていることも、全てどこか「はたして…自分自身は、社会の中で、職場で、オトナとしてココにつぶやいたメッセージどおりのことができているだろうか」という自戒の念を込めて綴っていたことです。
つまり…「読ませます」ではなく、どこか響くことがあるとすれば、ぜひご自身の中でも咀嚼して頂きたいのです。
そして、その後に、ぜひお子さんとの対話の機会、お子さんと向き合う機会として、活用頂ければ嬉しいと思っています。
「読ませます」よりも、ご自身もまだまだ足りない部分があるとすれば、自分も成長していくから、一緒に成長していこうという感じ。
それほどお子さんにとって嬉しい言葉はないと思います。
いくら「共感できる文章」だからと言って、単に「読んでおけ」というスタンスより、共に歩もうというスタンスほど、お子さんにとって心強いものはありません。ヒトが描いた文章より、親御さんの姿勢こそ、子供に響くものはありませんから!
ちなみに…「レーベルそら」プロデューサーの河合は、「ミニバスケを使って親子の心豊かさが育まれる土壌づくり」として躍心JAPANフェスティバルということを、任意に開催していたりします。
下記に関連するfacebookページを紹介しておきます。
Backstage,Inc.
カワイ ヨシノリ